アレルギー検査
RIST法
血液の中の、正確には血清のすべてのIgEを計測する方法がRIST法による検査です。年齢とともに上昇しますが、アレルギー体質だとIgEの値は高く、アレルギー体質かどうかを見分ける重要な値となっています。
RAST法
特異な一定の物質(アレルゲン)に対する特異IgE値の計測法です。RAST検査は、アレルゲンを特定する上でとても有効な検査です。花粉やハウスダスト・食品など、それぞれのアレルゲンごとに、0~6の7段階のクラスに判別します。RAST検査が陰性であっても食物アレルギーを完全に否定することはできません
当院では一般的にアレルギー性鼻炎の原因となりやすい下記項目を測定しております。
・ 通年性アレルゲン;ダニ、ハウスダスト、アルテリナリア(カビ)
・ 季節性アレルゲン;スギ、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ
それ以外の項目は患者様ごとに必要なアレルゲン追加して検査をおこないます。食餌性アレルゲン、動物、昆虫など検査可能です。
表はRAST法の判定基準です。
小さなお子様でも可能なアレルギー検査
近年、アレルギー性鼻炎も低年齢化がすすんでいます。当院では注射による採血が困難な乳幼児や苦手なお子様でも可能な、痛みの少ないできる検査を行なっています、指先から数滴の血液を採取して8種類のアレルギーのアレルゲンを調べることができ、保険適応となっております。
もちろん成人の方も検査できます。
検査方法
この検査に適している方
□ 注射が苦手な方
□ 乳幼児や就学前のお子様
□ 今まで一度もアレルギー検査を受けたことのない方
□ 自分が何のアレルギーであるか知りたい方
□ 今日結果を知りたい方
□ 忙しくて再来院が難しい方
・ キットになっているので、8種類以外のアレルゲンに対して(例えば食物アレルギーなど)は検査項目が行うことができません。しかし8項目で1年を通した主要なアレルゲンの検査が可能です。