アレルギー性鼻炎・花粉症

アレルギーとは

外部からの異物(抗原)に対しする免疫の異常反応をアレルギー反応といいます。アレルギー性鼻炎は特定の異物(アレルゲン)が鼻の粘膜を介して「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の3大症状を引き起こす、アレルギー反応のひとつです。花粉症は花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサなど)の刺激によって起こるアレルギー反応の総称で、主に鼻炎や眼痒みといった症状が出ます。

当院では、血液検査によってアレルギーの原因である物質を特定し、患者様の原因に合ったアレルギー治療をおこなっています。
鼻やのどの症状、また風邪に似た症状が長く続き、なかなか治癒できない場合には、アレルギーが原因の可能性もございます。少しでも症状がある場合には、お早めにご相談ください。

アレルギー性鼻炎・花粉症

こんな症状ありませんか
  • 一年のうちで決まった時期に目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみがでる
  • いつも決まった場所で目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみがでる
  • 掃除、衣替えなどでほこりを吸い込むと、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみがでる
  • 犬や猫などの動物に触れたり、飼っていてうちに上がると症状がでる
  • 目がかゆい
  • 目が赤い
  • まぶたの奥がごろごろしたり、はっきりしない症状が続いている
  • 咳が8週間以上続いている
  • 息がゼーゼー、ヒューヒュー言う
  • 今までにアレルギー疾患の既往歴がある
  • 家族にアレルギー疾患の人がいる

アレルギーカレンダー

当院で行なっている検査方法
  • 鼻汁中好酸球測定;患者さんの鼻汁を採取し、アレルギー反応を調べる検査です。
  • 血液検査;採血にて特異的IgE抗体検査(アレルゲン)を調べる検査です。
  • 検査キットによる測定:指先から数滴の血液を採取して調べる検査です。

投薬治療

対症療法として、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、ステロイド点鼻薬などを使用し、アレルギー症状の緩和や、反応の進展を抑制します。

舌下免疫療法

アレルギーに対するレーザー治療

レーザー治療とは、鼻の中にある下鼻甲介というヒダの粘膜表面をレーザーで焼き、粘膜組織を変質させる治療です。アレルギー性鼻炎や花粉症に対して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった三大症状の改善が目的になります。特にアレルギーによる鼻づまりがひどい方には、大きな効果を発揮します。
薬だけでは症状が緩和されない、なるべく副作用の少ない薬を使いたい、薬を減らしたいといった方におすすめの治療法です。

レーザー治療の適する方と注意点

一般的な治療(抗アレルギー剤の服用や点鼻薬)では十分に効果が得られない方に、適応となります。
また一般的なアレルギーの薬には、眠気、口の渇きなどの副作用があります。これらの副作用のため、薬があまり使えない方にも適した治療となります。

成人の方ならどなたでも治療可能です。子供でも10歳くらいから治療可能ですが、一般的な耳鼻科の鼻処置ができない方は困難です。また、子供は粘膜の再生力が高いので、成人と比べて効果が長続きしない場合が多くあります。

治療ができない方

妊娠中の方、血液をサラサラにする薬を服用されている方、血が止まりにくい方

治療できない可能性のある方

鼻の中が極端に狭い方、鼻中隔湾曲症(左右の鼻腔を分ける壁が大きく曲がっている)が極度の方

治療効果について

レーザー治療の効果は永続的ではありません。効果の持続期間は、通年性アレルギーの方で平均2年程度と言われており、治療した粘膜の再生とともに徐々に効果が弱くなっていきます。若い方(特に小児)ほど粘膜の再生力が高く、効果が長く続かないことがあります。
効果の持続時間は人によってさまざまですが、繰り返し何度でも治療ができますので、効果が弱くなった時点で再度治療が可能です。

スギ花粉症の症状は花粉飛散量に影響されるので、花粉量が少ない年に治療を受ければより効果が高く感じられますが、多い年には多少なりとも花粉の影響を感じることになります。もちろん治療を受けても効果が実感できない方もいますが、効果を実感できる方には毎年季節前に治療することをおすすめしています。次年度の花粉飛散量が多いと予想されているシーズンのみ治療するのもよい方法です。

レーザー治療(手術)の流れ 

1初診

鼻内の診察と問診によりレーザー治療が可能か判断します。
必要に応じて、血液検査によるアレルギー検査や体の状態を確認する場合もあります。
手術日の予約をしていただき、手術当日と術後に服用する薬を処方します。

2手術当日

  • 患者様の体調を確認させていただきます。(体調のすぐれない場合は延期することもあります)
  • まず鼻の中をスプレーや綿棒で鼻を麻酔して、鼻水を吸引します。(一般的な耳鼻科の鼻処置と同じです)
  • 鼻の中に麻酔薬と血管収縮薬を染み込ませたガーゼを挿入します。
  • この状態で20~30分ほど薬の効果が出るまで待っていただきます。

3手術

  • 当院ではCO2(炭酸ガス)レーザーという一般的なレーザー機器で照射をおこないます。
  • 鼻の中の下鼻甲介というヒダの表面をレーザー照射します。
  • 手術時間は片鼻5~10分程度です。
  • 術前に入れたものと同じガーゼを止血のためにもう一度挿入し、10分程お待ちいただきます。(手術中の出血はあっても極少量です)
  • ガーゼを抜き、出血が無いことを確認して治療終了です。最後に鼻のネブライザーをしてご帰宅いただきます。

4手術後の再診

鼻の中の状態を確認するため、1~2週間後に再診していただきます。

5手術後の注意点

  • 手術当日から日常生活に支障はありません。ただし手術後2日間は出血しやすい期間のため、激しい運動、飲酒、長時間の入浴は避けてください(シャワーのみとしてください)。
  • 手術後1週間ほどは強く鼻をかむことを避けてください。
  • 手術後は鼻の中が腫れ、ゼリー状のカサブタができるので鼻づまりが悪化しますが、2週間程度で落ち着いてきます。症状緩和のため点鼻薬を使用していただきます。

花粉症の予防

花粉症の予防のためには、花粉にさらされる状況を防ぐ方法と薬物療法の2つがあります。
薬物療法は、初期治療として花粉症の季節の前から予防のために薬を服用すると、効果があります。花粉を避ける方法としては、マスクやメガネ、洗顔や、家の中に花粉を持ち込まないといった方法があります。
いずれも、花粉飛散開始予測日を含めた花粉速報や、飛散状況を参考しながら対処することが大切になります。

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